ゲームの舞台

プロローグ

《Second Sword》  そう呼ばれる塔があった。

塔の最上階に登ったものの願いをなんでも叶える。
そういう触れ込みで人が集まった塔は、
その《クエスト》をクリアされ  いつしか、廃墟となった。

ある時  
突然その塔の周りに大きな学園が出現する。

『魔法教えます!』
『世界の危機! あなたの力が必要です!』
『魔力がなくても安心! 魔法が使えます!』
『気になるあの子に魔法の力でアタック!』
『塔の地下に秘密の宝玉が……!?』
『《魔法学園》生徒募集!』
『当学園に老若男女生物無機物の制限はありません!』


時には怪しい文句で、時には真摯に。
世界各地に生徒の募集が張り出された  



「ようこそ」

Secret Sphere  隠されし領域、魔法の学園へ」




《剣の世界》

 剣の世界、《グラディアス》。
 剣を模した大きな塔が存在する冒険の世界。
 人類の天敵、モンスターが数多く存在しているため、
 あまり文明は発展していない。

《魔法学園》

 剣の世界に突如現れた魔法学園。
 役目を終えた塔の周りを囲うように、巨大な建物が建っている。
 この世界を、侵略の危機から守るため  
 剣の世界からも、また、他の世界からも生徒を募集している。
 魔法学園の名前は、まだない。

《魔法学園 その他》

 魔法学園は一応4年制とされている。
 今回募集しているのはすべて新1年生。
 制服は存在するが、着用は自由。
 学園章も同様。

《魔法学園 課程》

 魔法学園には以下の過程がある。
 大学部以外は魔法の勉強の他に、一般的な勉学も行う。
 年齢制限はあるが、逆にいうと10歳が大学部に所属することは可能。

 
  • 初等部
     12歳以下が所属する。
  • 中等部
     15歳以下が所属する。
  • 高等部
     18歳以下が所属する。
  • 大学部
     誰でも所属することが可能。
     
     

《目的》

 魔法学園の目的は『防衛』。
 塔の地下から別世界の魔物や兵士がこの世界を侵略しようとしている。
 別世界の魔物や兵士にはこの世界の法則が通用しない。
 また、学園付近では同じように法則が通用しない。
 そのため《スペル》を使用し、戦闘を行う必要がある。
 《魔力》があるものは使い魔と契約を結び、それを触媒に《スペル》を行使、
 《魔力》がないものは専用の魔力が籠った武器を触媒に《スペル》を行使する。

 侵略者は確実に存在するが、
 【Smart Book】の機能により安全が保障されており、
 また、実際に侵略者が攻めてきたことはまだないため、
 学園の空気はほのぼのしており、明るい。

《魔法の世界》

 魔法の世界、《スペリオル》。
 塔の地下から繋がる世界。
 魔法の理を剣の世界に広げ、侵略を行おうとしている。
 他世界の力は通用しないため、魔法を学び、戦うしかない。

《学科》

 魔法学園には2つの学科がある。
 《魔術科》
 《武術科》
 基本的に《魔力》があるものは魔術科に、
 《魔力》がないものは武術科に所属し、侵略者と戦う力を学ぶ。

《Smart Book》

 魔法学園の生徒には1冊の本が渡される。
 本には多数の機能がある。
 例えば、生徒の所属先を証明する、生徒手帳。
 例えば、相手のことばを読み取る、翻訳機能。
 例えば、皆のつぶやきを表示する、混じったー。
 例えば、ピンチに陥るとホームに戻る、帰還機能。
 例えば、帰還時に、戦闘前の肉体状態に戻す、修復機能。
 色々な機能を持つこの本のことは《スマ本》と呼ばれている。

《七つの難題》

 塔とその周辺には7匹の魔獣が住んでいる。
 領域に近づかなければ無害、
 しかし、近づいたものは大きな恐怖に駆られ、
 ただちにその場から離脱するという。
 彼らはこの世界の秘密を持っているといわれている。

《秘密の宝玉》

 塔の最上階。
 過去に塔を駆け上り、願いを叶えたものがいる。
 だが、今でもそこには願いを叶える秘密の宝玉が、眠っている。

 
 
 
 
 
 
 

  • 《Smart Book》の説明で「混じったー」になっておりますが、もしかしてカタカナ記載が本来の表記でしょうか? -- 参加予定者 2021-10-02 (土) 22:31:10


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